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はじめての雇用関係助成金ガイド

このページは、雇用関係助成金をはじめて検討する事業者向けの入門ガイドです。「仕組み」「受給までの流れ」「よくある失敗」の順に、5分で全体像がつかめるようにまとめました。

先に結論:正社員化・研修・賃上げ・育児介護との両立など「人への投資」を考えているなら、厚生労働省の雇用関係助成金が使える可能性があります。要件を満たせば原則受給できますが、取り組みを始める前の計画届が必要な制度が多いため、「やる前に調べる」が鉄則です。

雇用関係助成金とは

雇用関係助成金は、主に雇用保険料を財源として、従業員の雇用や処遇改善に取り組む事業主を支援する厚生労働省の制度です。審査・採択のある補助金と違い、要件を満たして正しく手続きすれば原則受給できる「要件充足型」である点が最大の特徴です。

助成金(本サイトの対象)補助金
主な所管厚生労働省経済産業省・中小企業庁・自治体 等
審査原則なし(要件充足で受給)あり(採択率は制度・回により変動)
募集期間通年が多い公募期間・締切あり
代表例キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金、両立支援等助成金ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金
向いている取り組み正社員化・研修・賃上げ・両立支援設備投資・IT導入・販路開拓
補助金をお探しの方へ 経済産業省・自治体などの補助金は、グループのOctagon Consulting行政書士事務所が運営する姉妹サイト補助金ステーションで検索・AI診断ができます。

受給までの流れ(6ステップ)

制度によって細部は異なりますが、雇用関係助成金は概ね次の流れで進みます。

1. 制度を探す・要件確認

まずAI診断・制度検索で候補を洗い出し、厚生労働省の支給要領で対象・要件を確認します。

2. 計画届の提出(取り組みの前!)

多くの制度で、取り組み開始前に労働局へ計画届を提出する必要があります。ここを逃すと受給できません。

3. 社内制度の整備

就業規則・賃金規定の改定など、要件となる制度整備を行います。常時10人未満の事業場でも根拠規定が求められるのが一般的です。

4. 取り組みの実施

正社員転換・研修・賃金改定などを計画どおり実施し、出勤簿・賃金台帳などの記録を整備します(6か月の実績が必要な制度もあります)。

5. 支給申請

実施後、定められた期間内に支給申請書と証拠書類を労働局へ提出します。申請期限を過ぎると受給できません。

6. 審査・入金

よくある失敗と対策

失敗1:先に取り組みを始めてしまった 計画届の前に実施した分は対象外。まず調べる・相談する。
失敗2:就業規則が要件を満たしていない 制度導入の根拠規定が必要。整備してから実施を。
失敗3:申請期限切れ 支給申請には期限があります。実施後のスケジュール管理を。
失敗4:勤怠・賃金記録の不備 出勤簿・賃金台帳の不整合は不支給の典型原因。日頃の労務管理が土台です。

よくある質問

Q. 助成金と補助金の違いは何ですか?

A. 助成金は主に厚生労働省が所管し、要件を満たせば原則受給できます(雇用・人材系が中心)。補助金は経済産業省・自治体などが所管し、審査・採択があり不採択の可能性があります(設備投資・販路開拓系が中心)。

Q. どんな会社が助成金を使えますか?

A. 雇用保険適用事業所であることが基本要件です。従業員を雇用していれば、個人事業主でも対象になる制度が多数あります。

Q. 取り組みを始めた後から申請できますか?

A. 原則できません。多くの助成金は取り組みの前に計画届等の提出が必要で、実施後の後出し申請は不支給になります。

Q. 助成金はいつ入金されますか?

A. 取り組みの実施後に支給申請し、審査を経て入金されます。制度によっては実施から6か月の実績が必要なものもあり、着手から入金まで1年前後かかることも珍しくありません。

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